ツェルニー100番練習曲
定価: ¥ 945
販売価格: ¥ 945
人気ランキング: 57,020位
おすすめ度:

発売日: 2000
発売元: 全音楽譜出版社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
あまりおすすめできない曲集です。初級練習曲(ブルグミュラー25など)とツェルニー30番程度の練習曲集との間をつなぐレベルの曲集はなかなか良いものがありません。この曲集もあまり良くないのです。最初はバイエル程度の簡単な課題なのですが中盤以降で急速に難度が上がり、最終的にはツェルニー40番程度になってしまいます。そのためブルグ25とツェルニー30のつなぎとするためには、前半と後半を大幅にカットすることになります。
また、曲の出来そのものがあまり良くありません。あまりにも無味乾燥なんですね。ブルグ25では1曲ごと愛らしいタイトルが付いていますので興味を持って練習できますが、この曲集はタイトルも付いていませんので子供さんなどは練習嫌いになってしまうことが多いと思います。同レベルの曲集でどうしてもツェルニーをということであれば「リトル・ピアニスト」の方が曲としての起承転結もあり、楽しく練習できると思います。
目的に応じて 私がピアノを習い始めたころですからもう10年以上昔の話です。当時はピアノのレッスンといえば、「バイエル」、「ハノン」、「ツェルニー」が当たり前でした。これらの本はどれも弾いていて楽しみを感じるものではありません。子供ならばなおさらそうでしょう。これらの本のおかげで(せいで!?)ピアノが嫌いになったという人も多いのでは?
スポーツにしろピアノにしろ基礎は大切です。そして何であれ基礎練習というものは楽しいものではありません。そう考えると、いくらつまらなくても上記の『教本』という類のものはピアノを本気で続けていきたいという人には避けては通れないものでしょう。やって損はないし、やらなくてはいけないものです。「ハノン」は機械的にひたすら指の運動を行うた!のもので、「ツェルニー」は「ハノン」ほどではありませんが、指の運動に芸術的な要素が加わったものです。「ハノン」である程度のテクニックは磨けるとは思いますが、「ツェルニー」はちょうど数学の練習問題のようなもので、「ハノン」で身に付けた『公式』(テクニック)を実際に曲の中でどう応用するのか・・・といった感じでしょうか。
現在では楽しく学べ、かつ実力もそれなりにつけられる教本も増えていますので、趣味程度でピアノを楽しみたいだけの人であれば「ツェルニー」は必要ないと思います。よほど目的をもって真剣にピアノを続けていく人でなければ、「ツェルニー」はピアノ嫌いを生む可能性もあり、かえって逆効果になります。ピアノを弾く目的によって選択に違いが出てくるでしょう。で!すから星4つの評価にしました。